朝とレモンスカッシュ

朝とレモンスカッシュ
荒木田慧の詩集 生活の詩より
おはよー と
朝が言うから

私は芝に横になり

太陽の色をした
体液を飲みます

高校生みたいな
泡の集合

透明で冷ややかな
人工の汗

カラになるまでは
空に腹を見せよう

薄いイエローの膜が降りてくる
(480mlのあいだの
ぼんやりとした発光)

「ダイエットしてなかったっけ?」
「大丈夫 0kcal」

「今日もやり過ごせる?」
「大丈夫 愛してる」









2018年4月20日

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