どようびの ひる

どようびの ひる
荒木田慧の詩集 生活の詩より
おひるでがっこうがおわって
ともだちとわかれて

きのぬけた まちの
しろっぽい みちを
あるいて

あしのうら
じめんが ぬるまったい

ランドセルのなか
すくない教科書
かたかた

うちについて
おかあさんのかお
なんかちがう

てれびのおと
すこしとおく
ひなたみたいにきいろい

インスタントラーメンの
ゆだるにおいも しろくて
具は入ってても
キャベツくらい

いつもとちがうてれび
しかくいかおのにかくのおじさんが
まぁ〜るくおさめるやつがおわると
そのあとのは
おもしろくなくて
わたしは午後を もてあましはじめる

どようびのひるは
ほかのようびのひると
どうしていろが ちがうのだろう

ふしぎだな
ふしぎ









2018年5月5日

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