わかればなし

わかればなし
荒木田慧の詩集 恋愛の詩より



いっしょになるとき
武蔵浦和の
餃子の王将で
あなたを泣かせ

あなたはレバニラをのこした

あのとき
わたしは怒っていた
かなり


エンゲージリングは
たしか2000円しなくて
金属アレルギーで
かぶれて外した


もうむりだと
渋谷の道玄坂の
フレッシュネスで
あなたを泣かせた

あの夜あなたが食べられなかったのは
テリヤキバーガーだったか

わたしは怖くて
でもなんかわらっていた


紙袋につつんで
もってかえったそれを
わたしは深夜
おなかがすいて
勝手に食べた
レンジであっためて

おいしかったです
ごめんね









2018年6月4日

他の恋愛の詩