流されなかったすべての涙たちへ

荒木田慧の詩集 「心の詩」より
ながされなかった
なみだのあとは
あなたのこころに
しずかにのこり
まどからひかりが
さしこんだとき
ぎんにひかって
あなたをてらす
なきたいときは
ないていい と
そう
いうけれど
かなしみは ふかく
くるしみは つよく
さみしさは はげしく
なみだなんか でなくって
そんなもの とうに枯れてしまって
いまはまだ ぜんぜん なけなくたって
それはそれで
いいんだよ
あなたのなかの
ぎんの うつくしい みち
ほそくて たしかな 河 の あと
2018年5月26日
なみだのあとは
あなたのこころに
しずかにのこり
まどからひかりが
さしこんだとき
ぎんにひかって
あなたをてらす
なきたいときは
ないていい と
そう
いうけれど
かなしみは ふかく
くるしみは つよく
さみしさは はげしく
なみだなんか でなくって
そんなもの とうに枯れてしまって
いまはまだ ぜんぜん なけなくたって
それはそれで
いいんだよ
あなたのなかの
ぎんの うつくしい みち
ほそくて たしかな 河 の あと
2018年5月26日
他の「心の詩 」
この詩を読んだ人におすすめの詩
+ コメントする
© 2021 Kei Arakida