まちがってたい

荒木田慧の詩集 「心の詩」より
わたしはいつでも
まちがってたい
正しさなんか
握ってたって
押し付けて
ふりかざして
誰彼とがめて
責めたくなって
そんなん持ってたって
どうせろくなことないから
わたしは誰より
まちがってたい
そんなんじゃだめだよって
いつか痛い目みるよって
親切なふりした
臆病なやつらに
いわれてたい
そんでやっぱりだめになって
メチャクチャ痛い目みて
やっぱりねって嗤われて
それでもへらへらわらってたい
だめで痛いまんま
土砂降りのアスファルトに
ころんでたい
あーまちがっちゃったなって
アホみたいな顔して
2018年7月9日
まちがってたい
正しさなんか
握ってたって
押し付けて
ふりかざして
誰彼とがめて
責めたくなって
そんなん持ってたって
どうせろくなことないから
わたしは誰より
まちがってたい
そんなんじゃだめだよって
いつか痛い目みるよって
親切なふりした
臆病なやつらに
いわれてたい
そんでやっぱりだめになって
メチャクチャ痛い目みて
やっぱりねって嗤われて
それでもへらへらわらってたい
だめで痛いまんま
土砂降りのアスファルトに
ころんでたい
あーまちがっちゃったなって
アホみたいな顔して
2018年7月9日
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