生活の詩一覧

生活のことを書いた詩一覧です。日ごと降り重なり続ける光について。
シスタイティス
痛みに名前をつけたら いくらかましになる
焦
焦がした鍋を流しに放置して出かけた 帰っ
部屋の電球が切れてる
猫くさい布団にくるまって さんざん散った
ディジー・ダンス
褐色の厚いフランネルを除けると「雪国」が
甘いコーヒーは飲めない
手に取るとどれも 少なすぎたり多すぎたり
イミテーション・マンデイ
午後、全然知らない街で 執拗にぐずる男の
秘密
10月の午後5時すぎに 本町通りから 広
駅
すこし寝て起きたら夕方で秋だった 同居
巡礼者たち
午過ぎの面会者用出入り口で 出くわした静
タトゥー
夏の午前中の、まだ人影のまばらなプールサ
微睡み
ずっと (いつから?) ほしくて (何
コインコインコインコインランドリー
地球はここのところ雨で 洗濯物 かわかな
lit
lit lit lit 7月のさいごの
酒
飲めない酒をひとりで飲む 日曜の 午前
ビキニ
僕は裸に自信がない、 と男は言った 胸と
雷鳴
19時、面会時間の過ぎた市民病院の7階
タマなんてどこにもいない
タマがいないタマがいないと 寝起きから叔
クソみたいな一日
午過ぎにのそのそと起き出し ビーサンを
ああ7月
プールだって行くだろう 海だって行くだろ
タダ飯2018夏
2ヶ月くらい前から 週に1〜2回 となり
あかるい穀潰し入門
あのねえ 振り返ってみれば 学校を出てか
浴場の女たち
公衆浴場の湯の中で わたしはみる 見ず知
他人の服を着る
着る服がないので 母が持ってきた段ボール
まだ月が見てる
明け方4:30頃目覚め 縁側のカーテンを
加齢
女 齢30を過ぎ 日ごと 日ごとに
ニプレス
着の身着のまま 飛びだして来たから 下着
わたしは まちの へいたいさん
かわいくてやすっぽいぺらぺらでばかみたい
旅情
にゅーよーくへ行きたしと思へども にゅ
ミッドナイト・ストロール
コンビニのホットコーヒー いちばん小さ
在宅
「今日は家にいろ」 と言い置き男は出てい
きのう見た花の名前を僕はもう知ってる。
深夜の国道沿い あるいてたら フッ と
暗い夜道はハイビーム
起きちゃって 2じか 3じ頃 歩きたく
睡眠II
やっぱり今日も 起きたらまだ今日で わ
睡眠
ねて おきたら まだ きょうで ねて お
祈り
またねといって 手をふって わかれて
どようびの ひる
おひるでがっこうがおわって ともだちとわ
消失点
ある夜 あなたは 異国のとおいまちから
穴
まちをあるき ドアというドアを たたいて
雨の日
絵がかけないなら 詩をかけばいい 詩が
詩
散らかった部屋じゅう いたるとこ 詩が貧
煙草
詩集をたくさん抱えてうちに戻り ベラン
映画
映画をみにいかないか というので と
ウーピーゴールドバーガー
渋谷のハンバーガー屋 ポパイに載
たんさん水
1リットル 持って出たら キャップをな
段ボールの日
ゴミ捨て場で 私の生活と 知らない誰
約束
自分で自分にきめた約束を またやぶっ
今日も朝から怒られた
きのう 私が道でうたうので 道て
消費
あなたが出たいと言うので 電車にのり
お前とはここまでだ
あなたと同じ部屋に 同じ時間を過ご
風呂で髪を切る
排水口のネット コンビニの袋 100均
活字まみれ
文庫本 洗濯機に入れたら シャツもジー
聴衆という名の自転車
私の自転車はへんな名前で メタリック
あたらしい街に越したのに
あたらしい街に越したのに 郵便受けに君宛
朝とレモンスカッシュ
おはよー と 朝が言うから 私は芝に