あらきだけい / 1983年群馬県生まれ。
2018年より詩を書き始める。
keiarakida1983@gmail.com

新しい詩

かんぺきじゃないわたしたち
あなたの 欠けているところが すてき
ビキニ
僕は裸に自信がない、 と男は言った
いちばん若くてきれいなとき
もっと若くてきれいなときに あなた
アンドレアのひきだし
アンドレアのしゃべる日本語は コロ
言ってはいけない!
わたしが中学生のころ 父が新しい女

生活の詩

雷鳴
19時、面会時間の過ぎた市民病院の
タマなんてどこにもいない
タマがいないタマがいないと 寝起き
クソみたいな一日
午過ぎにのそのそと起き出し ビー
ああ7月
プールだって行くだろう 海だって行く

恋愛の詩

100点の男
気がついた頃には みんな持ってて
やさしい色
彼ら彼女らの その 色 その白さが
わかればなし
いっしょになるとき 武蔵浦和の 餃
砂糖菓子
とても あまくて おいしいです とま

家族の詩

乳
朝に出る牛乳を あなたはいつも飲め
鬼
あのひとは見舞いにもこない と あ
叔父さん
スパゲティ食べたくて 夕飯スパゲティで
母
ちいさいころ おかあさんが たばこを

社会の詩

なんでなんでなんで
家はでかくて 車もでかくて 給料は
くに と せんそう
ちいさいころ テレビの朝のニュース
大人たちよ!
ぼくたちはお前らをしんじない お前らもし
みんなだれかのおかあさん
ちいさな こ には まちをゆくおんなの

ひとの詩

やさしい彼女
猫がひかれて 死んでたんだけど
詩を編むひとたち
かれらの からだのおくにある しん
とられた と思った
貧しそうなあなたが わたしのよこに
Only Gods Know
Kenさんと チャットかなにか して

心の詩

まちがってたい
わたしはいつでも まちがってたい
すきな生き物
花よりも虫がすき 花はあんまり動か
ゴミ
わたしはわたしをゴミだと思った だか
私はビンボーになりたい
お金なければ とられないし 信用

エッセイ

ハンバーガー, Oh, ハンバーガー!
しょうがっこうの まだちいさいとき
スペル
12年くらい前 インドのどこかの農村
The Great Escape (3)
(2から続く) それは旧日本軍の
The Great Escape (2)
(1から続く) 公園のどこかから聴こ

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