あらきだけい / 1983年群馬県生まれ。
2018年より詩を書き始める。
keiarakida1983@gmail.com

新しい詩

自殺未遂と女性自身(5)
(つづき) 「あなたたちをつくったの
自殺未遂と女性自身(4)
(つづき) 清潔な昼。 左側のベッ
自殺未遂と女性自身(3)
(つづき) 中学の、理科の授業中だっ
自殺未遂と女性自身(2)
(つづき) 20歳の頃、コンビニエン
自殺未遂と女性自身(1)
目を開けたら、病室だった。 私はベッドに

生活の詩

秘密
10月の午後5時すぎに 本町通りから 広
駅
すこし寝て起きたら夕方で秋だった 同居
巡礼者たち
午過ぎの面会者用出入り口で 出くわした静
タトゥー
夏の午前中の、まだ人影のまばらなプールサ

恋愛の詩

ミッドナイト・フォンコール
約2ヶ月ぶりの 深夜の通話 あなたの
お願い
長い髪が似合わないから あなたのヘアワッ
いちばん若くてきれいなとき
もっと若くてきれいなときに あなたに会
100点の男
気がついた頃には みんな持ってて 赤

家族の詩

乳
朝に出る牛乳を あなたはいつも飲めず ベ
鬼
あのひとは見舞いにもこない と あなたは
叔父さん
スパゲティ食べたくて 夕飯スパゲティで
母
ちいさいころ おかあさんが たばこをすう

社会の詩

街で
まだ夏の残る夕暮れ 知らない街の駅前で
言ってはいけない!
わたしが中学生のころ 父が新しい女を連れ
パリなんか行ってたまるか!
パリにすんでる 絵を描く男と テキストで
なんでなんでなんで
家はでかくて 車もでかくて 給料はたかく

ひとの詩

君の1300個
君は言いました 僕にはやりたいことがあ
アンドレアのひきだし
アンドレアのしゃべる日本語は コロコロと
やさしい彼女
猫がひかれて 死んでたんだけど 役所?
詩を編むひとたち
かれらの からだのおくにある しん とし

心の詩

希釈
ぐつぐつ ぐらぐら ごとごと 煮詰まった
深呼吸
呼吸がどうにも苦しくて あさ 早く起きて
きれいなもの
あ、きれいだなあって 買って 捨てるんで
電話
「泣くようなことは何もないよ」 とあな

エッセイ

ハンバーガー, Oh, ハンバーガー!
しょうがっこうの まだちいさいとき じゅ
スペル
12年くらい前 インドのどこかの農村で
The Great Escape (3)
(2から続く) それは旧日本軍の将校の
The Great Escape (2)
(1から続く) 公園のどこかから聴こ

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